女子テニス元世界1位の大坂なおみが、1月17日に公式インスタグラム(@naomiosaka)で全豪オープンを終えた心境を吐露した。

 約1年4カ月ぶりに出場したグランドスラム「全豪オープン」では、初戦でカロリーヌ・ガルシア(フランス)との接戦に惜しくも敗れた大坂。試合後の会見では「がっかり」と落胆の様子を見せつつも、「試合を重ねるごとに良くなっていくはず」だと前向きの様子だった。

 そしてSNSには「思い出をありがとう。また来年、メルボルンで会いましょう」と綴り、帰国途中に書いたというメッセージを画像で公開した。
 「昨年、ロッド・レーバー・アリーナでもう一度プレーしたいと願ったことを覚えているわ。でも今は、自分の結果にとても失望している」としつつも、「6カ月前に妊娠していたのだから、いきなり素晴らしい結果を期待することはできないと自分に言い聞かせているの。時間の大切さを理解することは、(娘の)シャイを産んでから上達したスキルよ。以前は悩まされていたことが、今は気にならなくなったの。負けた後にモヤモヤしている時間はないわ」と前向きだ。

 最後は「メルボルンを早く離れるのはとても悲しいけれど、すぐにシャイに会いに行けるのはうれしい。最初のハイハイが見られそうでホッとしたわ」と、母の顔を見せた。

 なお、次は2月18日開幕の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」に出場する予定だ。ポジティブになって戻って来た大坂のさらなる活躍に期待がかかる。

構成●スマッシュ編集部

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